いわにし日記

「いわにし」の取るに足らない日常や思いつき

再入場はこちらから

布団から出るのが辛くなってきた。中は天国、外は地獄。肌寒くなったこの季節、布団の外には好んで出ていけない。

 

壁の薄いアパートでは、気温の低下と室温の低下はシンクロしている。なんなら勢い余って部屋の中の方が寒いことすらある。着込んで部屋を出てみたら、あれ?そこまででもなかったな…ということが多々ある(春先は特に注意が必要)。

 

起きる意思はあるし、目は覚めている。しかし、起きられない。もぞもぞゴロゴロとしているうちにいつの間にやら眠りの世界に再入場。

これからの季節の二度寝は長いぞ〜(怠惰な僕は2時間3時間当たり前)。

 

昼夜逆転生活をしている人間にとって二度寝は本当に恐ろしい。

なぜなら、二度寝 = 夕方以降、で確定だからだ。

 

16時17時に目が覚めたならまだいい。しかし、19時20時に目が覚めた時はもうおしまい。

 

目が覚めた瞬間から世界はもう暗闇の中。あ〜あ、1日無駄にしちゃった…。

 

昼夜逆転の生活をしていてもそう感じる。ちゃんと起きた日だって5〜6時間しか活動していないけれど、それでも昼の気配が失われてから布団を抜け出すと1日が終わってしまった感覚に襲われる。

人生の3分の2以上を規則正しく生活してきた名残だろうか?

 

部屋の中の寒さを紛らわす為に温かいものをたくさん飲んでいる。暖房を入れたらいいのだが、今入れちゃうと1月2月をどう過ごしたらいいのかわからないので(設定温度を上げればいいのだが、そういうこっちゃないのだ)、我慢。がまんがまん。

 

温かいものを飲み、スウェットを着る。それでも寒ければフリースを重ねる。そこまでしても耐えられなくなったらいよいよ暖房。

 

後ろめたくならないように順を追う。あらゆる手を尽くしたことを自分にアピールする。部屋の暖房を使うとはそういうことなのだ。

今はまだその時ではない。温かいものを飲み、スウェットを着たら耐えることができる。フリースに手を伸ばすことすら、もう少し先の話だ。

 

お茶を飲み、ココアを飲み、インスタントの豚汁やスープを飲む。少しずつ、少しずつ、ただ温かなものから胃袋を満たすものへと、自分の欲求が変化していく。

 

この間、セブンイレブンのクジで「赤いきつね」が当たった(700円以上買うと一枚引けるくじ)。緑のたぬき派だった僕にとって10数年振りの赤いきつね。

 

うどんとそばだったら、うどんを食べる機会の方が多い。しかし、油揚げと天ぷらだと断然天ぷらなので、トッピングの差で常に緑のたぬきを食べていた。

 

10数年振りの赤いきつねは美味しかった。お揚げが美味しいのなんの。

お揚げが美味しいことに驚き、さらにそう感じている自分にも驚く。

 

大人になった、ということでしょうか?

 

365日ごとに一つ上乗せされる年齢と、空室率が急上昇している(急上昇ではなく上昇と書こうとしてやめた私の葛藤と正直さ)頭皮の毛穴。この二つ以外にも大人になっている部分があったようで、なんだがしみじみ。

 

豚汁、スープの流れで出会った赤いきつねは、僕の都合に見事に合致した。コンビニに行くたびに赤いきつねを買うようになり、いつの間にやらでか盛りを買うのが当たり前になっていった。

 

赤いきつね(でか盛り)は1カップで炭水化物を76.1g摂取することができる。200円程度で素晴らしく沢山のエネルギーを蓄えられる。

しかし、夏から一応の糖質制限を実施してきた我が身には、高糖質食は毒だった。

 

やめられない、とまらない。別の赤いパッケージのお菓子よろしく、糖質摂取がやめられない、とまらない。

暴飲暴食にはなっていないが、糖質中心にはなってきている。

 

鯖缶とか、サラダチキンとか、ゆで卵とか冷奴とか、なんとかかんとかタンパク質を咀嚼して満たしてきた我が心。

あっさりと乗り越える糖質の魔の手。

 

なるべくストレスにならないように、適度に甘やかしながら実行してきた。たまには甘いものを食べたり、ラーメンを食べたりして、逃げ道を確保しながら続けてきた。

でも、やっぱり糖質制限はストレスだったようだ。

 

糖質を寄せ集めた食事のうまいのなんの。栄養が偏っていて、しかも質が良くないことも自覚していてなお、糖質制限を再開するのを先送りしてしまう。

もう、2週間くらいはそんな状態。今日が糖質を気にせずに食事をする最後の日ってことで…が続いて2週間。

 

ある程度好き勝手に糖質を摂取するようになってから、体調は良くない。制限中には存在していたきりっとする感覚が失われた。なんだかぼやっとしていて、集中力の高まりはいまいちだ。

 

それなのに、糖質制限の中に戻る気持ちを固められない(あるはあるけど)。制限の外側は天国で、甘い誘いを断りきれない。

再入場は一刻も早く、滞在時間は少しでも長く。そうすべきことを頭ではわかっているのだが、なかなか…。