いわにし日記

「いわにし」の取るに足らない日常や思いつき

そのノートパソコンではモニターを動かしきれないよ①

選手の動きが止まった。

最初はカクカク、コマ送り。次は画面中心で円がくるくる。

数秒のラグの後になんとか動き出したり、完全に止まってしまったり。

 

ノートパソコン単体では問題なく視聴できていたのに、モニターにミラーリングをしたら動かなくなってしまった。

ダゾーンが見られないのではなんのためのモニターなのだ!

 

まず疑うのは通信速度の不足だ。ダゾーンではHD画質で視聴するのに必要なのは9.0Mbpsで、標準画質では5.0Mbpsになる。

自室のWi-Fiの速度を測定すると28Mbpsだった。繰り返し測定をしても大体25Mbpsを越えていて、9.0Mbpsを下回ることは一度もなかった。

速度が足りているのに視聴出来ないのは何故だ?

 

さらにわからないのがHD画質のまま動かなくなること。

HD画質→標準画質→カクカク→くるくる→停止が筋ってものだろうに、HD画質のままカクカク→くるくる→停止となる。

HD画質のままで動かなくなってしまうのは何故なんだ?

 

もしかして画面の解像度が合っていないのだろうか。

僕が使っているモニターは4Kなので、これをダゾーンの配信画質に合わせてHDに変更をした。

なんとなく、パソコンとモニターの解像度を合わせたほうがパソコンに負荷がかからない気がしたのだ。子供と会話をするときに目線の高さを合わせる的な発想だ。

 

解像度をHDに変更してダゾーンの視聴をする。

5分。

10分。

僕のひらめきにきらりと光るものがなかったことを証明するのにこれ以上の時間は必要がなかった。

最初の5分間は順調に動いたけれど、その後はカクカクくるくるを繰り返すだけだった。

 

速度が十分でもだめ、解像度を合わせてもだめ。

何がだめで視聴が出来ないのだろう?

ノートパソコン単体でなら問題なく視聴できているのに、モニターにつないで視聴しようとするとストップがかかるのはなんでだ?

自分の財布の中の2万で風俗に行くなら懐が痛むだけだけど、親の財布の中の2万で風俗に行くのは懐に加えて心が痛む、的な何かがノートパソコンとモニターの間にはあるのか?

 

ネットでいくら調べても答えは見つからない。

画面を眺めるだけの無意味な時間だけが過ぎていく悪い流れの中、意外に目が疲れていないことに気が付き、嬉しくなった。奮発して高価なモニターを買った甲斐があったことにこのタイミングで気がついた(本来の目的はこっち。目に優しい環境を作るべく購入したのだった)。

 

バイト先のパソコンに詳しそうなNさん(動画編集をやったことがあるらしいので、おそらく。)に相談をしてみた。ノートパソコンでは視聴できるのにモニターでは視聴できなくなるのはなんででしょう、と。

「CPUの性能が低いんじゃないの?」自分もそんなに詳しくないけど、と前置きをした上でNさんは(僕には思い当たらなかった)別の可能性を提示してくれた。

早速調べてみる。

 

僕が使っているノートパソコンはChromebookという種類のもので、新品が4~5万円で買えてしまう。

搭載されているCPUは「Celeron(セレロン)」というものらしい。

Celeronは省電力性に優れていて、持ち歩くのに適している、とのこと。処理能力は低いようだ。

 

Nさんの見立て通りノートパソコンのCPUの性能が低いことが判明した。

HD画質の映像を再生するだけでも手一杯のところに、外付けしたモニターへの出力も要求されててんやわんやだったのだろう。

家族経営のパン屋に舞い込む法人案件みたいなもの?「明日までにあんぱん3万個作れる?」みたいな。

とにかく、モニターに出力した状態でダゾーンを快適に視聴するには、CPUの性能を上げる必要があるということが判明した。

 

Nさんは中古のパソコンで性能が良いものを買うことを提案してくれた。

僕はあまり気乗りしなかった。モニター出力時にダゾーンが快適に視聴できないことを除けば、ノートパソコンに大きな不満はないからだ。

せっかく良いモニターを買ったんだから(すごく奮発をして)ダゾーンをこっちで見たい!!!というだけで(4K配信はされていないけど)、もっと高性能なパソコンを使いたいとは思っていないのだ。

 

都合よくCPUの性能だけを上げられないものか…そう考えて真っ先に思いついたのは外付けのCPUだった。あるかどうかは別として、自分にとって一番都合が良いのはそれだな、と思った。

「飯奢るからSPI代わりに受けて」と頭の良い友達にお願いをするように瞬間的・部分的に能力が向上すれば十分だった。

 

調べ始めてすぐに諦めた。そうそう都合よく出来ていないのが世の中の常らしい。

外付けのCPUはないっぽい(GPUボックスなるものはあるらしい)。

分解して別のCPUを搭載する方法があるらしいのだが、リスクが大きいので採用できない。失敗しないように修理業者に依頼をしても動作保証まではしてもらえないらしい。

CPUだけ高性能にしても他のパーツがついてこれず、公立高校に一人だけ超高校級の選手が在籍している感じになってしまうらしい(なんでこの子がこの学校に?って、あれ)。

 

新しいパソコンは要らない、外付けのCPUはない、交換もできない。パソコンのスペックを上げることは諦めて、別の方法を探ることにした。

あっさりと方法は2つに絞られ、すぐに片方が落とされた。

僕の自室の環境で満足度とコストのバランスが最も良くなるのはプレイステーション3を使った視聴ではなく、Amazon fire tvを使った視聴だと判断をした。

 

5月29日、時刻は11時を回ったところ。

すごく微妙なところ。

28時キックオフのヨーロッパリーグ決勝に間に合わせることはできるのだろうか?

 

 続く。