いわにし日記

「いわにし」の取るに足らない日常や思いつき

たまの帰省で困るのは、登場人物が増えないこと

たまの帰省で困ること。


 

第1位はやる事が全くない。

第2位は特別喋る事がない。

第3位はずっと何かを食べているからすげー太る。


 

普通は3→2→1だろ、ランキングの発表の相場を無視するな。

 

そう思う方が多いかと思いますが、ご容赦ください。今回の帰省でこの先ずっと1位になりそうなことに気がついてしまったのです。


 

僕は帰省中、基本的にはずっとごろごろとしている。
帰省する時に連絡をする友人がいない。

 

大学2年からの10年近く、帰省に合わせて誰かと会った経験がない。

僕の中ではそれが当然だからなんとも思っていない。


 

普通は地元を離れた人は帰省の時に必ず会う親友ってのが一人はいる。

たまの帰省なんだから家でゆっくりしなさいよ、なんて言いながらもそういう友人が一人いることに親も安心している。


そういうイメージがある。

 

当たり前のようにずっと家で過ごす息子のことを両親はどんな気持ちで見ているのだろう?

 


誰に連絡をしたらいいのかなんてわからない。連絡したい地元の同級生も、会っておきたい同級生もいない。


 

会いたいと思ってくれている同級生もいないので、僕のスマートフォンには誰からの連絡も入らない。

 


友達ってタイピング出来なくて、わざわざ同級生と打っている自分がいる。

当時は友達って言えたけど、今友達って言うと何かが違う。

 


部活の練習を5年前のOBが見に来た感じ。

年長者に対する配慮はするけれど、部活の先輩として扱うのが腑に落ちない。

お前誰だよ、秋の県大会でベスト8に進出した時のエースだからってなんだよ。


そう言う感じがある。

 

友達って言いかたされても困るだろう。

僕は僕で現役時代の距離感で会話出来る自信がないし。


 

家族との会話は一応ある。

一応あるけど、ハイリスクな黒ひげ危機一発というか、黒ひげが飛び出したら最後、息子はもう帰省しなくなるかもしれない、、、。

そういう変な緊張がある。

 


色々聞かれたくないし、聞いたところで親にもメリットはない。

 

探り探り、安全そうな話題についてだけ話しかけられる。


 

ここ数年は、バイトはどうなの?ちゃんと食べてるの?くらいしか話題がない。

僕に聞ける話題がその2つしかない。

なんか申し訳なくなるな。こうやって活字にしてみると。


 

バイトの話は割と平気。店の中に問題がたくさんあるので、そのことについて話せば取り敢えずの盛り上がりは作れる。


でも、少し怖いこともある。


 

ふと気が付いたのだが、固有名詞が店長とパートさん、バイトの大学生の3つくらいしかない。具体的な誰かとして親が認識できている友人が1人もいない。

店長すら何人か入れ替わったのをまとめて店長と呼んでいるだけだ。


 

田舎だから、収入が多くなくてもせめて周りの人に恵まれていたら幸せだよね、って考え方で生活しているところがある。


 

そうやって生きている親にとって、何年経っても登場人物が増えないのはもの凄く不安なことなのかもしれない。

 


生活が見えてこない息子のどこを見て安心したらいいのかわからないはずだ。稼ぎが十分でないのは目に見えているけれど、周りの人に恵まれているかどうかは全く見えてこない。

 


登場人物は一向に増えてこないし、具体的な誰かが1人も見えてこない。

 

安心のしようがないだろうな。

 


不安になるようなことを言わないでいるうちに、どこを拾っても安心出来ない情報の出し方になってしまっていた。

 

難しいなあ。顔見て元気そうだな、だけでは足りないんだもんな。違う種類の情報で安心させなきゃいけないんだもんな。

 


いやー、どうしたもんか。

嘘言ったところでお互い幸せにならないしな。